産院の受付で、「ご家族の方は、院内放送でお呼びしますので、それまで待合室でお待ちください」と言われました。
おとなしく、ドラクエをしながら待っていると、
「源田さん、3番の診察室にお入りください」と、
ボクを呼ぶ声が聞こえたので、奥さんと一緒に、診察室に入ると…、
「ご家族の方は、院内放送でお呼びしますので、それまで待合室でお待ちください」と、
受付と全く同じことを言われました。笑
さっきの放送では、ボクは診察室に入る対象に含まれていなかったんですね。笑
そして、一人で待合室に戻り、再びドラクエを開き、どのキャラを育てようかと考えていると…、
ほうじ茶のカフェイン効果で、ちょっとお手洗いに行きたくなりました。
お手洗いの中には、「待合室の座席は妊婦さんのためのものです。ご家族・パートナーの方は、混雑時には座席を妊婦さんにお譲りください」という掲示があり、
「そりゃ、もちろん、譲りますよ!」と意気込みながら手を洗っていると、
「源田さんのご家族の方、3番の診察室にお入りください」
ボクを呼ぶ声が、聞こえました!
確かに、さっきの放送でボクは呼ばれてませんでしたね!笑
それにしても、何というタイミング!!
このままでは、“呼ばないと来る、呼んだら来ない源田の旦那”という、不本意なニックネームが付く可能性があったので、慌てて手を拭き、診察室3番に入りました。笑
診察室に入ると、診察台で奥さんがお腹を出して、横になっていました。
その隣には先生が、座っていました。
奥さんと先生の間には、エコーを映す機材が置かれていました。
挨拶を交わすと、テキパキした先生が「早速、見ていきますね」と、赤ちゃんのエコーを映してくれました。
頭、目、手足などの位置や大きさを一通り説明してくれました。
ボクにとっては、人生初のエコー映像です。
これまでは、奥さんがエコーの写真を見せてくれていましたが、
エコーの映像で赤ちゃんを見て、改めて、自分はパパになるんだなと、感動しました。
つづく