妊娠も5か月目半ばの12月。
今回から、いよいよ出産先での診査です。
家から、車でも電車でも30分くらいの産院です。
産院の入り口まで、一緒に行ったところで、ボクといえば、ちょろりと小腹が空いてきたので、
「ちょっとコンビニでおにぎり買って来るわ」と、
奥さんに受付を頼み、近くのコンビニを歩いて探しに行きました。
この日、都内はめちゃめちゃ寒く、産院へ向かっていた午前9時頃の気温は4℃ほどでした。
しかも、コンビニもなかなか見つからず、10分くらい歩き回りました。
やっと見つけたコンビニで、おにぎり2つと温かいほうじ茶を手に取り、奥さんに頼まれた“カフェインレスの温かいお茶”を探すと、1種類だけ置いてありました。
こうやって見てみると、カフェインレスのお茶って、置いている種類少ないんですね。
おにぎりを食べながら、ほうじ茶を飲みながら歩き、コンビニから5分ほどで産院に戻りました。
受付で、検温器の前に顔をかざすと…、
ピー、ピー!
と音が鳴り、表示された温度は33.6℃。
「そら、外は4℃やからなぁ」と思っていると、すかさず検温器から大きな音量で、
「表面温度異常、表面温度異常」と、2回繰り返され、
隣にいた妊婦さんが、ボクの方をちらりと見て、半歩横に離れていきました。笑
いや、オレ、体温高いわけじゃないんやから…、
そんなに大きな音で騒ぐなよ、検温器め…。
なんて思っていると、すかざず看護婦さんが、ちょっと大きめの声で、
「今日は外が寒いですからね~、低く体温が表示されてますが、異常なしですね。どうぞ!」
と、言ってくれました。
ナイスフォロー!!
と、心中で叫びながらも平静を装い、いつもより低めの声で、看護婦さんにお礼を伝えました。
受付では、“院内許可証”と書かれたネームプレートのようなものをもらい、首からぶら下げました。笑
やっぱり、コロナなんで、院内に入れる人も制限されてるんですね。
いやはや…、1日も早くコロナが収束して、マスクのない生活が戻ってくるといいですねぇ。
つづく