竹取物語

竹取物語 冒頭 ポイントまとめ

みなさん、こんにちは、Keisukeです!
今回は竹取物語 冒頭ポイントまとめます!
このページにあるポイントを押さえておけば、竹取物語 冒頭バッチリです!

竹取物語 冒頭 まとめ

文学史

現代仮名遣い&現代語訳

今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。
今は昔、竹取の翁という者ありけり。現代仮名遣い
今ではもう昔のことだが、竹取の翁という者がいた。現代語訳

野山にまじりて竹を取りつつ、よろずのことに使ひけり。
野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使いけり現代仮名遣い
野山に分け入って竹を取っては、色々なことに使っていた現代語訳

名をば、さぬきのみやつことなむいひける。
名をば、さぬきのみやつことなんいいける。現代仮名遣い
名前を、さぬきのみやつこといった現代語訳

その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける。
その竹の中にもと光る竹なん一筋ありける。現代仮名遣い
その(おじいさんが分け入った野山にあった)竹の中に、根もとの光る竹が一本あった現代語訳

あやしがりて、寄りて見るに、筒の中光たり。
竹取の翁が不思議に思って、近寄って見ると、竹筒の中が光っていた現代語訳
現代仮名遣いに直す部分なし

それを見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうてゐたり。
それを見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしゅうていたり現代仮名遣い
竹取の翁がそれ(光る竹筒の中)を見ると、三寸ほどの人がとてもかわいらしい姿で座ってい現代語訳

重要古文単語

重要古文単語1
今は昔:今ではもう昔のことだが

重要古文単語2
おきな):おじいさん

重要古文単語3
まじる:分け入る

重要古文単語4
よろづよろず):色々な、様々な

重要古文単語5
もと:根もと

重要古文単語6
一筋:一本

重要古文単語7
あやしがりて:不思議に思って

重要古文単語8
いと:とても

重要古文単語9
うつくしうて:かわいらしい姿で

重要古文単語10
ゐたり:座っていた

歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直すルール

歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直すルール1
単語の最初にない『はひふへほ』は、『わいうえお』と読む

歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直すルール2
『づ』は、『ず』と読む

歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直すルール3
助詞『なむ』は、『なん』と読む

歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直すルール4
『イ段+ウ もしくは(フ)』は、『イ段+ュウ』と読む

歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直すルール5
『ゐ』は、『い』と読む

係り結び(係り結びの法則)

係助詞『なむ』
なむは、強意を表す係助詞。文中に係助詞があると、文の結び(最後)が、終止形以外の形になることがある。これを係り結びもしくは係り結びの法則という。

これらのポイントたちをおさえて、下の問題に取り組めば、テスト対策はバッチリやで!

練習問題はコチラから!
発展問題はコッチ!

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