イッツ マイライフ

第43話 予習の話 ~中学生国語編②~

前回のお話はコチラ!!




今回も、中学生の授業の予習のお話です。




前回作成した板書は、実際の授業では、自分の手元に置いておきます。

完成した板書




授業開始時、黒板に真っ白な本文を投影、もしくは、手書きします。笑

授業開始時に黒板に投影、もしくは、手書きされる本文




本文のポイントを説明しながら、板書の通り黒板に書き込んで、授業を進めていきます。



もちろん、ボクが黒板に書き込んだポイントは、生徒にもテキストに書き込んでもらいます。




板書が完成してしまえば、授業も成立するので、これで授業準備は終わりかと思われるかもしれません。



しかし、予習はこれで終わりではないのです。笑




中学生の授業時間は50分です。



時間ピッタリに、説明が終わればそれでいいのです。



時間が足りなければ、次回の初めに説明をすればまぁOKです。



授業当日、最も恐ろしいことは、授業時間が余ることです。笑



授業終了時刻の15分前に、授業が終わり、何もこちらから説明することがなく、生徒もやることがないという状況を想像してみてください。



まさに、地獄絵図です。笑




こんな事態にならないように、


時間が余ったときのために、練習問題のプリントを用意して授業に臨むといいよ


と、ボクは働いていた塾でアドバイスをもらいました。




ボクは、このアドバイスに忠実に従って、練習問題プリントを手書きで作りました。笑



そうしたら、手書きはダサいからやめなさいと、言われました。笑




以来、ボクはパソコンで練習問題プリントを作成するようになりました。笑

パソコンで作成した練習問題プリント(笑)



この"練習問題のプリントを用意して授業に臨む"というのは、ボクにとってめちゃめちゃ的確なアドバイスでした。



というのも、「早く授業が終わったらどうしよう」という心配がないので、テンポよく授業を進めることができるからです。



さらに、定期テストの直前に、この練習問題プリントを再配布すると、生徒も喜んでくれました。




なので、定期テストの確認板書の作成を終えたのち、練習問題プリントを予習の段階で作成します。笑



練習問題プリントの作成は2時間程度です。



定期テストの確認板書の作成練習問題プリント作成、これら3つを終えて、予習は完了です!



中学生の50分授業のため、予習は5時間ほどかかりました。



3学年分合わせると、予習だけで15時間かかっていました。笑




ちなみに、出来上がった授業はこんな感じです!!

完成した授業(イメージ)






つづく

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