今回も、中学生の授業の予習のお話です。
前回作成した板書は、実際の授業では、自分の手元に置いておきます。
授業開始時、黒板に真っ白な本文を投影、もしくは、手書きします。笑
本文のポイントを説明しながら、板書の通り黒板に書き込んで、授業を進めていきます。
もちろん、ボクが黒板に書き込んだポイントは、生徒にもテキストに書き込んでもらいます。
板書が完成してしまえば、授業も成立するので、これで授業準備は終わりかと思われるかもしれません。
しかし、予習はこれで終わりではないのです。笑
中学生の授業時間は50分です。
時間ピッタリに、説明が終わればそれでいいのです。
時間が足りなければ、次回の初めに説明をすればまぁOKです。
授業当日、最も恐ろしいことは、授業時間が余ることです。笑
授業終了時刻の15分前に、授業が終わり、何もこちらから説明することがなく、生徒もやることがないという状況を想像してみてください。
まさに、地獄絵図です。笑
こんな事態にならないように、
時間が余ったときのために、練習問題のプリントを用意して授業に臨むといいよ
と、ボクは働いていた塾でアドバイスをもらいました。
ボクは、このアドバイスに忠実に従って、練習問題プリントを手書きで作りました。笑
そうしたら、手書きはダサいからやめなさいと、言われました。笑
以来、ボクはパソコンで練習問題プリントを作成するようになりました。笑
この"練習問題のプリントを用意して授業に臨む"というのは、ボクにとってめちゃめちゃ的確なアドバイスでした。
というのも、「早く授業が終わったらどうしよう」という心配がないので、テンポよく授業を進めることができるからです。
さらに、定期テストの直前に、この練習問題プリントを再配布すると、生徒も喜んでくれました。
なので、定期テストの確認と板書の作成を終えたのち、練習問題プリントを予習の段階で作成します。笑
練習問題プリントの作成は2時間程度です。
定期テストの確認、板書の作成、練習問題プリント作成、これら3つを終えて、予習は完了です!
中学生の50分授業のため、予習は5時間ほどかかりました。
3学年分合わせると、予習だけで15時間かかっていました。笑
ちなみに、出来上がった授業はこんな感じです!!
つづく