今日は、中学生の授業の予習のお話です。
ボクの働いていた塾では、中学生1コマの授業時間は50分でした。
19:00からスタートし、50分×3学年=150分間ぶっ通しの21:30までが中学生たちの授業時間です。
小学生国語のテキストとは違い、中学生国語の授業ページは、自由記述欄があるだけなので、かなり気合を入れて予習をせねばなりません。笑
ここでは、中学校1年生の『竹取物語』を例に、予習について考えていきましょう!!
次回の授業は、「今は昔、竹取の翁といふものありけり」からはじまる、有名な『竹取物語』の冒頭だとします。
ちなみに、この竹取物語 冒頭、中学生の時に、暗唱テストがあった人も多いのではないでしょうか。笑
約25年前、ボクが中学校1年生だったときにも、この竹取物語冒頭の暗唱テストはありました。笑
予習の話に戻ります。笑
塾に学びに来る中学生たちの最終ゴールは、高校受験に合格することです。
当時、ボクが働いていた岐阜県では、多くの生徒たちが県内の公立高校を受験していました。
岐阜県公立高校の入学試験は、試験当日の点数&内申点の合計点で、合否が決まりました。
この内申点というのは、中学校での定期テストや宿題などの提出状況、授業態度などから点数化されていたので、高校入試で通用する学力をつけることはもちろん、それに加えて、中学校の定期テストでもしっかりと点数が取れるように、ボクは生徒たち指導せねばなりませんでした。
なので、ボクが授業の予習で最初にすることは、各中学校の定期テストを見て、どのような問題が出題されるかを確認することでした。
そして、定期テストたちの確認が終わったら、竹取物語 冒頭をボク自身も読んで理解し、定期テストで出題されるポイントを押さえた板書を作成していきます。
板書はルーズリーフに何回も下書きをして、完成させていきます。
定期テストの確認と板書の作成で、2~3時間かかります。
板書が出来てしまえば、授業準備の80%は完了です。
次回は、練習問題の作成について、お話しします!
つづく