イッツ マイライフ

第41話 予習の話 ~小学生国語編~

前回のお話はコチラ!!




さてさて、今日は予習のお話ですね。



ボクの働いていた塾では、小学生の授業1コマ40分中学生の授業1コマ50分でした。



今回は、小学生の授業の予習についてお話しします。




小学生用の国語のテキストは、めちゃめちゃよくできていました。



1コマの授業で、テキストを6ページ使用し、構成は以下のようでした。

小学生国語 テキスト構成
 1、2ページ 授業(穴埋め形式)
 3、4ページ 練習問題
 5、6ページ 宿題



授業ページ(1、2ページ)は、穴埋め形式になっていて、生徒は説明を聞きながら、テキストの空欄にキーワードを書き込むと、授業が成立するようにできていました。



説明を聞いて、テキストの空欄をすべて埋め終わると、生徒たちは練習問題(3、4ページ)を解きます。



そして、答え合わせをして、必要に応じて問題の解説をします。



ちなみに、練習問題は、授業ページの穴埋めができれば、解けるようになっています。



残りの宿題(5、6ページ)は、次回の授業までに、生徒に家で解いてもらいます。



授業ページの穴埋めからはじまって、練習問題の答え合わせ&解説が終わるまで、だいたい30分です。



授業初めに、生徒たちの出席を確認し、漢字テストを実施するので、それに10分程時間がかかります。



出席→漢字テスト→テキストの穴埋め→練習問題という一連の流れで、ちょうど1コマ分の40分が経過します。




なので、小学生の授業の予習は、自分がテキストの内容を説明できて、練習問題の解説もできるようになればOKです。



あとは、授業の小ネタを3つほど調べておけば予習は完了です。



小ネタ調べでよく使ったのは、旺文社の総合的研究シリーズです。

小学生用と中学生用があるのですが、小学生の授業でも、中学生の内容はとても役に立ちました



また、テストに出た漢字などでも、大学の入試問題を調べて、「これは〇〇大学の入試でも出てたよ」と伝えると、小学生たちは「うおぉー!!」と大興奮していました。笑




小学生の国語の予習時間は、1学年、1単元につき、1時間程度でした。



ボクが担当していたのは、小学校4年生から6年生まででしたので、小学生の授業のためのボクの毎週の予習時間は、1学年1時間×3学年=3時間でした。




ざっとですが、小学生の予習はこんな感じですね!




では、次回は中学生の授業の予習について、お話しします!!






つづく

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