さてさて、今日は予習のお話ですね。
ボクの働いていた塾では、小学生の授業は1コマ40分、中学生の授業は1コマ50分でした。
今回は、小学生の授業の予習についてお話しします。
小学生用の国語のテキストは、めちゃめちゃよくできていました。
1コマの授業で、テキストを6ページ使用し、構成は以下のようでした。
小学生国語 テキスト構成
1、2ページ 授業(穴埋め形式)
3、4ページ 練習問題
5、6ページ 宿題
授業ページ(1、2ページ)は、穴埋め形式になっていて、生徒は説明を聞きながら、テキストの空欄にキーワードを書き込むと、授業が成立するようにできていました。
説明を聞いて、テキストの空欄をすべて埋め終わると、生徒たちは練習問題(3、4ページ)を解きます。
そして、答え合わせをして、必要に応じて問題の解説をします。
ちなみに、練習問題は、授業ページの穴埋めができれば、解けるようになっています。
残りの宿題(5、6ページ)は、次回の授業までに、生徒に家で解いてもらいます。
授業ページの穴埋めからはじまって、練習問題の答え合わせ&解説が終わるまで、だいたい30分です。
授業初めに、生徒たちの出席を確認し、漢字テストを実施するので、それに10分程時間がかかります。
出席→漢字テスト→テキストの穴埋め→練習問題という一連の流れで、ちょうど1コマ分の40分が経過します。
なので、小学生の授業の予習は、自分がテキストの内容を説明できて、練習問題の解説もできるようになればOKです。
あとは、授業の小ネタを3つほど調べておけば予習は完了です。
小ネタ調べでよく使ったのは、旺文社の総合的研究シリーズです。
小学生用と中学生用があるのですが、小学生の授業でも、中学生の内容はとても役に立ちました。
また、テストに出た漢字などでも、大学の入試問題を調べて、「これは〇〇大学の入試でも出てたよ」と伝えると、小学生たちは「うおぉー!!」と大興奮していました。笑
小学生の国語の予習時間は、1学年、1単元につき、1時間程度でした。
ボクが担当していたのは、小学校4年生から6年生まででしたので、小学生の授業のためのボクの毎週の予習時間は、1学年1時間×3学年=3時間でした。
ざっとですが、小学生の予習はこんな感じですね!
では、次回は中学生の授業の予習について、お話しします!!
つづく