野球部の公式戦には、吹奏楽部やチアリーディング部といった応援団が来てくれました。
甲子園の応援でもよく使われる有名な曲を演奏してくれるので、ボクは一切出たことのない公式戦ですが、好きな音楽の生演奏を聴きながら、自分のチームの試合を観戦するのは悔しい気持ちもありましたが、それはそれで楽しいものでした。
ちなみに、チアリーディング部の引退公演が、大学の冬休みが始まってすぐにありました。
いつも試合の応援に来てくれるチアリーディング部の引退公演なので、野球部員全員で見に行きます。
この公演の観賞が終われば、大学の野球部も年末から年始にかけて2週間ほどのオフ期間に入ります。
「いや~、最後の曲、めっちゃカッコよかったなぁ…。あれ、なんていう曲やろな…」
公演の最後の演目で流れてきた曲が、本当に、めちゃめちゃカッコよかったんですよ。
ただ、当時は今みたいに、知らない曲名を教えてくれるアプリなんてないので、その曲名は分からぬまま、ボクの冬休みは始まりました。笑
遊ぶお金も尽き果て、彼女はおろか、脈のありそうな女の子もいなかったボクは、オフが始まると同時に、実家に撤退しました。笑
そして、ボクはファイナルファンタジーⅩ-2(以下、FFⅩ-2)に没頭しました.笑
このFFⅩ-2は、ファイナルファンタジーⅩ(以下、FFⅩ)の続編です。
友達の家でFFⅩのムービーシーンを、中学校3年生のボクは初めて見て、その映像の綺麗さに驚きました。
FFⅩはプレイステーション2専用ソフトで、中学校3年生当時、ボクの家あった据え置きゲーム機は、小学校1年生のときに買ってもらった『スーパーファミコン』だけでした。笑
高校受験の合格祝いに、ようやくプレイステーション2を買ってもらいました。
9年の時を経て、スーパーファミコンから、初代プレイステーション、ニンテンドー64を飛び越えて、プレイステーション2へと、我が家のゲーム機は大躍進です。笑
高校生になって、自分でFFⅩをプレイし、クリアしたときには、映像や音楽だけでなく、ストーリーの素晴らしさにも感動しました。
ゲームで初めて感動しました。
ボクにとって、1番のゲームは間違いなく、このFFⅩです。
そして、何と!
ボクが高校2年生のときに、FFⅩの続編、FFⅩ-2が発売されることはなりました!!
もう、すぐに予約して、発売日に買いました!
早速プレイしてみたのですが、あっけなく10時間ほどでクリアしてしまいました。
FFⅩは、エンディングまで50時間くらいかかった記憶があったので、FFⅩ-2のストーリーの短さに驚きました。笑
「えっ!?もう終わり!?」という感じでした。笑
調べてみたところ、FFⅩ-2は、プレイヤーの会話や行動の選択によってストーリーの展開が異なるように作られていて、100%この作品を楽しむには、攻略本が必要ということでした。笑
あと、世界観や登場キャラの雰囲気も、FFⅩと異なるように感じ、あまりFFⅩ-2を、当時のボクは好きになれませんでした。
そして、時は流れ、大学1回生。
20歳で迎えた冬休み。
遊ぶお金も尽き果て、彼女はおろか、脈のありそうな女の子もいなかったボクは、FFⅩ-2をもう一度、今度は攻略本を片手に100%やり込むことにしました。笑
攻略本を片手にいざ、やり込んでみると、このFFⅩ-2、世界の各地でFFⅩの後日談が描かれてて、めちゃめちゃ面白いんですよ。
こうして、ボクの大学1回生の冬休みは過ぎていきました。笑
つづく