イッツ マイライフ

第12話 大学入学

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4年後は、阪神タイガースや。





そんな夢を抱いて、ボクは関学の裏にある、家賃2万円、6畳の下宿先で、大学生初日を迎えました。




入学当時、同じチームやリーグに、プロに行くような選手も複数いました。




そういった選手たちを見て、ボクも「絶対に活躍したんねん」と、意気込んでいました。




浪人時代の体力づくりのおかげで、野球の技術は全然でしたが、「練習について行くのは大変かもしれない」と思っていたボクも、「十分にやっていける」と、自信を持てました。






入学してからは、毎日練習しました。




振り返ってみても、1日も練習しない日はありませんでした。




身体的というよりも、技術的に、練習について行くことで必死でした。






ボクは大学入学まで1年のブランクがあったので、19歳、20歳になる年に大学へ入学しました。




だから、大学では、年齢だけで言うと、1年下が同級生(ボクと同じ1回生)になり、同い年の人たちが1年先輩(2回生)になりました。




ちなみに、関西では大学の学年は、1年生は1回生、2年生は2回生というように、“○回生”と言います。




自分の年齢がバレると、野球部の同級生たちと仲良くなりづらいかと思って、自分が1歳年上なことは黙っておくことにしました。




ただ、マネージャーさんが、「こいつ浪人やで」と、速攻で暴露したので、ボクの年齢はすぐにバレました。笑




でも、野球部の同級生たちは、ボクの年齢など気にせず、みんな気さくに仲良くしてくれたので、めちゃめちゃ嬉しかったです。




たまに、昔に流行った、テレビや音楽の話になるんですが、ボクが高1のときに流行った曲は、同級生にとっては中3で流行った曲なんで、タイムラグが生じることはよくありました。笑




ボクのことを同い年と知った2回生の人たちが、「同い年なんやったらタメ口で」と声をかけてくれたので、最初は1回生、一部の2回生とタメ口でした。




浪人したおかげで、ボクは友達が2倍になりました。笑




その矢先、3回生に「タメ口はアカンで。敬語使えよ」と注意されたので、ボクは2回生にも敬語を使うようになりました。笑






つづく

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