新米パパの育休日記

18. ベビたんの性別は?の巻

前回のお話はコチラ!




男性は女性に比べ、“親としての自覚”が遅いと聞いたことがあります。




「子どもが生まれて、なついてくれるようになってから、『自分は父親なんや』と思った」



と、言う男友達もいます。




それはそうですよね。



女性は自分のお腹に子を宿すわけですから、その女性の“親としての感覚”に、男性が追いつくのは難しいことだと思います。




いや~、やっぱり母は偉大ですね。




…と、診察室のエコーを見ながら、“感慨深いモード”にボクがなっていると、



「あと、聞きたいことはありますか?なければ、これで終わりますが」と、



先生が診察終了モードに突入したので、



「あの…、赤ちゃんの性別はもう分かったりしますか?」と、奥さんが先生に聞いてくれました。



「そうですね。足で隠れているので、ハッキリとは言い切れませんが、



少し見えたので、男の子かもしれません



と、先生は答えました。




えっ!?男の子!?こたろうやん!?



と、テンションが上がり、思わず奥さんと目を見合わせました。笑



「今みたいに、気になることがあれば、聞いてくださいね。知りたくないという方もいらっしゃいますから、こちらからお話しないこともありますので。あとはお聞きになりたいことはありますか?」



「大丈夫です。ありがとうございます」



「わかりました。では、ご家族の方はこれで」




ということで、奥さんを診察室に残したまま、ボクは再び待合室へ戻りました。






つづく

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