竹取物語

竹取物語 蓬萊の玉の枝 ポイントまとめ

みなさん、こんにちは、Keisukeです!
今回は竹取物語 蓬萊の玉の枝ポイントまとめます!
このページにあるポイントを押さえておけば、竹取物語 蓬萊の玉の枝バッチリです!

竹取物語 蓬萊の玉の枝 まとめ

文学史

現代仮名遣い&現代語訳

これやわが求むる山ならむと思ひて、さすがに恐ろしくおぼえて、山のめぐりをさしめぐらして、二、三日ばかり、見歩くに、天人のよそほひしたる女、山の中よりいで来て、銀の金鋺を持ちて、水をくみ歩く。
これやわが求むる山ならんと思いて、さすがに恐ろしく覚えて、山のめぐりをさしめぐらして、二、三日ばかり見歩(みあり)くに、天人のよそおいしたる女、山の中よりいで来て、銀(しろかね)の金鋺(かなまる)を持ちて、水をくみ歩(あり)く。現代仮名遣い
くらもちの皇子が「これが私の探している山だろうか」と、そうはいってもやはり、恐ろしく思われて、山の周囲をこぎ回らせて、二、三日ばかり見て回ると、天人の服装をした女の人が、山の中から出てきて、銀色のおわんを持って、水をくみ歩いていました。現代語訳

女、答へていはく、「これは、蓬萊の山なり。」と答ふ。
女、答えていわく、「これは、蓬萊の山なり。」と答う。現代仮名遣い
女が答えて、「これは蓬萊の山です」と言った。現代語訳

これを見て、船より下りて、「この山の名を何とか申す。」と問ふ。
これを見て、船より下りて、「この山の名を何とか申す。」と問う。現代仮名遣い
くらもちの皇子がこれを見て、船から降りて、天人の服装をした女の人に「この山の名を何というのですか」と問う現代語訳

これを聞くに、うれしきことかぎりなし。
これを聞いて、嬉しくてたまりませんでした。現代語訳
現代仮名遣いに直す部分なし

その山、見るに、さらに登るべきやうなし。
その山、見るに、さらに登るべきようなし。現代仮名遣い
くらもちの皇子蓬萊の山を見ると、まったく登りようがない。現代語訳

その山のそばひらをめぐれば、世の中になき花の木ども立てり。
その山のそばいらをめぐれば、世の中になき花の木ども立てり現代仮名遣い
くらもちの皇子が蓬萊の山のかたわらをまわると、この世にはない、花の木々が立っていた現代語訳

金・銀・瑠璃色の水、山より流れいでたり。
金・銀・瑠璃色の水が、山から流れ出ている。現代語訳
現代仮名遣いに直す部分なし

それには、色々の玉の橋渡せり。
山からの金・銀・瑠璃色の水の流れには、様々な色の玉でできた橋が架かっている現代語訳
現代仮名遣いに直す部分なし

その中に、この取りてまうで来たりしは、いとわろかりしかども、のたまひしに違はましかばと、この花を折りてまうで来たるなり。
その中に、この取りてもうで来たりしは、いとわろかりしかども、のたまいしに違わましかばと、この花を折りてもうで来たるなり現代仮名遣い
蓬萊山の光り輝く木々の中で、私(くらもちの皇子)が、この取ってまいりました枝は、とてもよくなかったのですが、かぐやひめがおっしゃったのと違ってはいけないだろうと思って、この花の枝を折ってまいったのです現代語訳

重要古文単語

重要古文単語11
さすがに:そうはいってもやはり

重要古文単語12
おぼえて:思われて

重要古文単語13
めぐり:周囲

重要古文単語14
さしめぐらして:こぎ回らせて

重要古文単語15
見歩くみありく):見てまわる

重要古文単語16
よそほひ:服装

重要古文単語17
金鋺かなまる):おわん

重要古文単語18
さらに:まったく

重要古文単語19
そばひら:かたわら、横側

重要古文単語20
めぐる:まわる

重要古文単語21
まうづ:まいる

重要古文単語22
わろし:よくない

歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直すルール

歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直すルール6
助詞『む』は『ん』と読む

歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直すルール7
『ア段+ウ もしくは(フ)』は『オ段+ウ』と読む

係り結び(係り結びの法則)

係助詞『や』
は、疑問を表す係助詞。文中に係助詞があると、文の結び(最後)が、終止形以外の形になることがある。これを係り結びもしくは係り結びの法則という。

係助詞『か』
は、疑問を表す係助詞。文中に係助詞があると、文の結び(最後)が、終止形以外の形になることがある。これを係り結びもしくは係り結びの法則という。

これらのポイントたちをおさえて、下の問題に取り組めば、テスト対策はバッチリやで!

練習問題はコチラから!
発展問題はコッチ!

後半は鋭意作成中です!今年は、学校のプリントとかで頑張って!!
You can do it!

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