４日目。
いよいよ、今回の東北一人旅のメインイベント、“太宰治の生家"を訪問する日です。
ボクの誕生日は6月19日です。
これを見て、ピンときましたね。
そうです。
6月19日は、太宰治の誕生日でもあります。
だから、ボクは自分が太宰治の生まれ変わりなんじゃいかと、高校生のころから気になりはじめ、この当時は、本気でそうだと信じていました😜笑
そして、太宰治の生家を訪れると、ボクはその当時の記憶を取り戻すのではないか。
その真偽を確かめるため、青森県金木町にある太宰治の生家を、ボクは訪れることにしたのです。
ということで、宿泊先の盛岡から、ボクは新幹線に乗って青森（新青森）に向かいました。
盛岡～青森間にはＪＲ線がなく、ＩＧＲいわて銀河鉄道、青い森鉄道という２つの私鉄を乗り継がねばなりません。
ところが、青春１８きっぷは八戸～青森（青い森鉄道）区間では使用できますが、盛岡～八戸（ＩＧＲいわて銀河鉄道）区間では使用できません（※2023年9月10日時点）。
青春18きっぷの説明もよくわからなかったので、盛岡～青森（新青森）区間は、新幹線に乗ることにしました。笑
やっぱり、新幹線はあっという間ですね。
ＩＧＲいわて銀河鉄道～青い森鉄道の乗り継ぎルートだと、盛岡から青森まで３時間半くらいかかるのですが、新幹線だとわずか１時間で青森にたどり着きました😁笑
新幹線駅到着の新青森駅から、在来線に乗り換え、五所川原という駅にたどり着きました。
そこから、津軽鉄道に乗り換え、太宰治の生家がある、青森県金木町へ向かいました。
津軽鉄道では、電車内にアテンドさんがいて、沿線に関する色々な話をしてくれました。
中でも、驚いたのは、ストーブ列車という話でした。
この津軽鉄道には、ストーブ列車というものがあってですね、電車の中にあるストーブで、スルメを炙りながら、日本酒が飲めるそうです🤣笑
「そんな電車ってあんのかい！？」と、ボクは自分の耳を疑いましたが、どうやらストーブ列車は実在するようです。笑
金木駅で電車を降り、ボクはてくてくと歩いて、太宰治の生家である斜陽館に向かいました。
その途中、太宰治疎開の家＜旧津島家新座敷＞というものを見つけました。
ふらりと立ち寄ると、ご主人さんがとても丁寧に、楽しく太宰治にまつわるお話をしてくれました。
ご主人さんと話をするなかで、「学生さんですか？」と聞かれ、ニートと答えるのを恥ずかしく思ったボクは、とっさに「はい、学生です」と、答えてしまいました。
つづく
