保健所の中に入ると、1人ずつ、白いシールを渡されました。
それに丁目までの自分の住所、名前、出産予定日を書いて、左胸に名札のようにペタリと貼ります。
開始時刻の13時になりました。
ボクたちを含め、12組ほどのパパ&ママが参加していました。
最初は、3組ずつ部屋に分かれ、パパの沐浴実習です。笑
超ベテランの助産師さんが、沐浴初心者のボクたちに、超手際よく、赤ちゃんの沐浴方法を説明してくれました。
「まずは、ベビーバスを用意してください。場所はお風呂でもシンクでも、十分なスペースが確保でき、やりやすい場所であれば、どちらでも構いません。沐浴中、シャワーの温度は一定に保ちたいので、お湯はずっと出しっ放しにしておいてください。まずは、頭からシャワーを流していきます。生まれたての赤ちゃんは、まだ首が座っていないので、頭をしっかりと持って、お顔にお湯がかからないようにします。その次は、お体、腕、足と…」
<中略>
「…というように、保湿クリームをしっかりと塗って、赤ちゃんの沐浴はおしまいです。赤ちゃんは乾燥しやすいので、しっかりと保湿してあげてくださいね!」
・・・。
・・・。
・・・。
と、すっぽんぽんの赤ちゃんをベビーバスに入れるところから、保湿をして、オムツを履かせるまでを説明してくれたんですけど…
初心者には、覚える量が多すぎて、まぁ、覚えられないですね。笑
「ちょっと、覚える量が多いですかね。まぁ、これも慣れですから、左側のパパからやっていただきましょう!」
ボクも含め、3人のパパたちの沐浴実習は、まぁ、タジタジですね。笑
隣の助産師さんが、次にやることをほぼ全て教えてくれました。笑
沐浴実習の後は、全てのママ&パパを対象に、助産師さんから、妊娠中や産後のママがいかに大変か、ママとパパが協力して子育てすることが、今後の良好な夫婦関係に必要なことかの話がありました。
特に驚いたのが、ママは出産時に単体分娩(子ども1人)で、500mlペットボトル1本分、帝王切開だと1.5ℓペットボトル1本分程度の出血量があるそうです。
出産って、ほんまに命懸けですね。
助産師さんのお話が終われば、ママパパ教室はおしまいです。
帰り際、赤ちゃんがお腹にいるときの体の重さや、お腹が大きくなったときの足元の見え方などを実感できる、妊婦さん体験コーナーがありました。
これは専用の重りを付けるんですけど、奥さんを見ていて、明らかに大変そうなことは、もうボクは十二分に理解しているので、妊婦さん体験は遠慮しておきました。笑
つづく