新米パパの育休日記

16.新しい病院への巻

前回のお話はコチラ!




妊娠も5か月目半ばの12月。



今回から、いよいよ出産先での診査です。



家から、車でも電車でも30分くらいの産院です。




産院の入り口まで、一緒に行ったところで、ボクといえば、ちょろりと小腹が空いてきたので、



「ちょっとコンビニでおにぎり買って来るわ」と、



奥さんに受付を頼み、近くのコンビニを歩いて探しに行きました。




この日、都内はめちゃめちゃ寒く、産院へ向かっていた午前9時頃の気温は4℃ほどでした。




しかも、コンビニもなかなか見つからず、10分くらい歩き回りました。




やっと見つけたコンビニで、おにぎり2つと温かいほうじ茶を手に取り、奥さんに頼まれた“カフェインレスの温かいお茶”を探すと、1種類だけ置いてありました。



こうやって見てみると、カフェインレスのお茶って、置いている種類少ないんですね。




おにぎりを食べながら、ほうじ茶を飲みながら歩き、コンビニから5分ほどで産院に戻りました。




受付で、検温器の前に顔をかざすと…、



ピー、ピー!



と音が鳴り、表示された温度は33.6℃




「そら、外は4℃やからなぁ」と思っていると、すかさず検温器から大きな音量で、



「表面温度異常、表面温度異常」と、2回繰り返され



隣にいた妊婦さんが、ボクの方をちらりと見て、半歩横に離れていきました。笑




いや、オレ、体温高いわけじゃないんやから…、



そんなに大きな音で騒ぐなよ、検温器め…。




なんて思っていると、すかざず看護婦さんが、ちょっと大きめの声で、



「今日は外が寒いですからね~、低く体温が表示されてますが、異常なしですね。どうぞ!」



と、言ってくれました。



ナイスフォロー!!



と、心中で叫びながらも平静を装い、いつもより低めの声で、看護婦さんにお礼を伝えました。




受付では、“院内許可証”と書かれたネームプレートのようなものをもらい、首からぶら下げました。笑




やっぱり、コロナなんで、院内に入れる人も制限されてるんですね。



いやはや…、1日も早くコロナが収束して、マスクのない生活が戻ってくるといいですねぇ。






つづく

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