部活動の引退後は、ただ無気力に高校生活を送っていました。
同級生は受験勉強をしていました。
一方、ボクは、毎日、高校の近くの河川敷を散歩していました。
単語帳見ながら、河川敷を歩いていましたが、単語なんて頭に入りません。笑
2004年12月15日。
今でもはっきりと覚えています。
いつものように、河川敷を散歩していました。
やっと気が付きました。
「オレ、何やってんねやろ。こんなことやってても何も変わらへんやん」って。
自分の高校生活を振り返りました。
甲子園に行きたいと野球部に入った自分。
高校野球の現実を知り、甲子園に行くことを諦めた自分。
友達の一言で、甲子園への憧れを思い出した自分。
それでも、やっぱり甲子園を諦めた自分。
自分の目標があったのに、いい加減な高校生活を送っていた自分に腹が立ってきました。
「今度こそ、ずっと自分の目標を追いかけ続けたんねん。本気でプロを目指すねん。プロ野球選手になったんねん」と誓いました。
「“才能”、“志”、“練習量”のうち、“才能”は劣ったとしても、“志”と“練習量”では、誰にも負けへん。絶対、世界一の投手になったんねん」と決めました。
だから、今度は私学、プロ野球選手を目指せる強豪校に進学したいと思いました。
そのとき、高校2年生の時に練習試合に行った、関西学院のことが頭に浮かびました。
つづく
